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2023.12.08

シリーズ第1弾!「フライヤーの清掃方法」


シリーズ第1弾!「フライヤーの清掃方法」

こんにちは、ちゅうぼうランドです。
今回からこちらのブログ上で「厨房機器の清掃方法」をシリーズ化してお届けします😀

フライヤーは飲食店やコンビニ、キッチンカー等で美味しい揚げ物を提供する為に欠かせない機器ですね。
清掃を行う際のポイントは・・・


【油を排油する】

①油温が90℃以下になるまで待つ。
②油こし網をのせた排油缶を排油口の下に設置。排油バルブを開いて排油を行う。
 油槽内に揚げカスが残る場合は、再排油などを行い揚げカスが残らないようにします。

【油槽に水またはお湯を溜める】

①排油バルブを閉めた後、排油口に排水を溜める容器を置く。
②油槽内に水またはお湯を適正ラインまで入れ、中性洗剤を入れる。
③沸騰させてから加熱を止める。加熱中はフライヤーから離れない。蒸発により水量が低下し、空焚きによる火災の原因となります。

【槽内の清掃】

①排油バルブを開いてお湯を抜く。湯面が適正油量ラインと浸管の間になるようにする。
②排油バルブを閉じ、水を適正油量ラインまで足す。
③上記の手順を繰り返し、湯温を火傷をしない程度まで下げる。
④ブラシ等で油槽内をこすり、汚れを落とす。
⑤排油バルブを開き、お湯を全て抜く。
⑥排油バルブを閉じ、再度お湯を適正湯油量ラインまで入れ、洗剤をよく洗い流す。
⑦手順の⑤と⑥を繰り返し、洗剤を確実に洗い流す。

【注意点】
①清掃の際は厚手のゴム手袋で手を保護し、火傷等をしないよう充分に注意をしてください。
②浸管が熱くなっている時、急に空気にさらすと、故障の原因になります。
③排油バルブを一気に開くと、熱湯の飛び散りが原因で火傷をする恐れがあります。
④電気式のフライヤー本体は水洗いが出来ません。湿らせた布等を用いて水拭きをするようにしましょう。落ちにくい汚れは薄めた食器用の中性洗剤を布等に含ませて拭くと、汚れが落としやすくなります。


正しいお手入れをする事により、ランニングコストを抑え、フライヤーの寿命を延ばす事も可能です。
日々お手入れをする事で、美味しい揚げ物をお客様へ提供でき、更に経費削減にも繋がりますよ。

シリーズ第2弾も近日中にUP!お楽しみに😀