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2023.12.15
シリーズ第2弾!「業務用冷蔵庫の清掃方法」
こんにちは、ちゅうぼうランドです。
前回よりスタートしたシリーズ「厨房機器の清掃方法」第2弾!
今回は、業務用冷蔵庫の清掃方法をお届けいたします😃
飲食店やスーパー、コンビニ等に設置されている業務用冷蔵庫。
食材の新鮮さを保つ為に欠かせない機器であり、更には清潔さを保つ事も不可欠ですね。
清掃を行う際のポイントは・・・
【外装と取っ手】
外装は柔らかい布で水拭きをしてください。
水拭きでは落ちない汚れは、中性洗剤を含ませたスポンジで優しくこすりましょう。
タワシ等の硬い道具は、傷やサビの原因になるので要注意!
取っ手は中性洗剤を含ませた布巾で拭いた後、水拭き→乾拭きをします。
更に最後にアルコールスプレーで除菌をすると安心です。
特に取っ手は頻繁に触れる箇所の為、よりこまめに清掃する事をお勧めします。
【扉パッキン】
パッキンを清掃せずに放置すると劣化が進み、庫内の温度が下がらない・余分な電気代が発生する等の原因になります。
毎日清掃するのが理想です。
ぬるま湯を含ませた柔らかい布で汚れを落とします。
汚れが頑固な場合は中性洗剤を使用しましょう。
洗剤を使用する場合は、樹脂汚れ対応の溶剤が入った洗剤は絶対に使用しないでください。パッキン破損の原因になります。
【庫内と棚網】
庫内から棚網を外して清掃します。
柔らかい布かスポンジで水拭き→乾拭きをしてください。
頑固な汚れには、食品に触れても安全な成分が入った洗剤を使用しましょう。
庫内に水気が残ると冷却器に霜がつく原因となるので、拭き取りは念入りに。
内部の排水溝が汚れで詰まってしまわないよう、庫内で水を流すのは避けてください。
【コンプレッサー】
冷却機能を管理しているコンプレッサー。冷蔵庫の裏側に設置されている為、清掃が特に大変な箇所です。
タイミングとしては、庫内の温度が下がりにくくなって来たと感じた時で大丈夫です。
コンプレッサーに付着している埃を掃除機で吸い取りましょう。その際は必ずプラグを抜いてください。
【コンデンサー】
冷蔵庫からフィルターを外し、たわし等で洗います。
落ちにくい汚れは中性洗剤を用いてスポンジでこすってください。
【ドレンホース・ドレンパン】
庫内の溶けた霜を水として排出するドレンホース。冷蔵庫内部の排水口と繋がっています。
ストロー付きのボトル等を用いて、排水口へ水を少しずつ流して綺麗にしてください。
ドレンパンは排水を貯めておく箇所です。
溜まった水を放置すると、カビや害虫の温床に。
水を捨て中性洗剤でしっかりと洗い、必ず乾燥させてから元の位置に戻しましょう。
【番外編:冷蔵庫使用時に注意すべき点】
冷蔵庫で最も多いトラブルは、庫内がしっかりと冷えないという事です。
必ずしも故障とは言えないので、普段から下記の点に注意しましょう。
・フィルターの周囲に物を置き過ぎない
・冷蔵庫周囲の温度が異常に高くならないよう気を付ける
・庫内に食材を詰めすぎない
・扉のパッキンが劣化していないかチェックする
・長時間、扉を開けたままにしない
・排水口から外気が侵入していないかチェックする
上記が守られていないと、冷却効率が悪くなるだけでなく、余分な電気代も発生してしまいます。
こまめな清掃を心がけ、冷蔵庫の清潔さを保ち、衛生状態が良い状態で食材の管理をしていきましょう。